内山喜久雄記念賞について(回想)
http://jabt.umin.ne.jp/award/ (←内山記念賞受賞リスト)
当社代表・銅島の論文
「気晴らしを中心とした認知行動療法の効果 ―うつ病を対象とした無作為化試験―
(第39巻1号)」が2013年に内山記念賞を受賞しました。
当時の銅島にとっても大変光栄なことで、心理として自信がもてるようになり、
さらなる認知行動療法への臨床探求をすすめるきっかけになりました。
さて内山喜久雄先生は、日本においての”行動療法の父”と呼ばれており、
小児緘黙症、行動理論のご研究で学校や医療分野では大変著名です。
私一度、数十年前に筑波大学で「初めてで最後」の授業をうけたことがありました。
みためはかわいいお爺さまなんだけど…話してることは鋭く、根拠があり、当然説得力もある…と感じたことを覚えております。
まさか数年後にその先生の記念賞をいただけるとは思っておらず。
しかも受賞の直前は先生が92歳で逝去された年でした…
先生がもしご存命でしたら102歳でしょうか、そういえば2021年に認知行動療法の先駆者”A.BECK先生”も100歳で亡くなられました。きっとあちらで、認知行動理論を談義されているのでしょうか…
東京都文京区のカウンセリングオフィス(株)こころのけあ 代表 銅島